そもそもプログラミングって何?っていう人に向けた説明をいくつか

プログラミングという言葉が一般的になってきましたが、そもそもコンピュータがなぜ動くのかサッパリワカランという人もいると思います。
スイッチの塊
コンピュータは大量のスイッチで出来ています。 さらに2つのスイッチの状態でON/OFFが切り替わる特殊なスイッチも大量にあります。
こんな単純な仕組みでも、何万何億と組み合わさって複雑な仕事をやってのけます。 スイッチの塊から、5つの基本動作「入力・出力・制御・演算・記憶」が作られているものをコンピュータと呼びます。
定義の塊
コンピュータは決まった仕事しかできないので、人間が手取り足取り指示してあげる必要があります。 これら指示を定義と呼びます。
指示さえあれば正確に動き続けてくれるのもコンピュータの特徴です。 このコンピュータに働かせるための定義の塊をプログラムと言います。
NHK教育「Why!?プログラミング」の「ジェイソンをプログラミング」のコーナーが分かりやすいです。 指示が足りなくて厚切りジェイソンがバグってしまったりします。
ボタンの塊は弾け飛んだ
昔のコンピュータはボタンの塊でした。 指示を出すためのボタンが増えて増えて…弾け飛んでしまいましたとさ。 というのはさておき、例えば電卓や炊飯器にもコンピュータは入っていますが、出すべき指示が少ないのでボタンで制御します。
パソコンにもキーボードがありますが、これは文字を打つためのものです。 出せる指示が多すぎるので、指示書を書くための文字盤としてキーボードがあります。 この指示書のことをプログラムと呼びます。
PCならすぐ試せる
この記事をPCで読んでいるなら、キーボード右上の F12
を押してみましょう。
開発者ツールが表示されると思います。
Console
を選択すると、ブラウザが指示待ち状態になります。
ここに alert()
と打って Enter
を押すと、空のダイアログウィンドウが表示されます。
1 + 1
ならコンソール内に 2
と表示されます。
素晴らしい。 あなたは今、JavaScript というプログラミング言語を使ってブラウザを制御しました。
JavaScript はあなたのPCのブラウザや本サイトを公開しているサーバなど、ほとんどのコンピュータで動きます。 アマチュアから最先端のプロまで幅広く使えるプログラミング言語です。
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