成長とは何なのか

エンジニアがよく口にする言葉「成長」とは何を差しているのでしょうか? 成長って狙ってできるのでしょうか?
上司の見解
過去お世話になった上司の仰っていた言葉がとても印象に残っています。
成長とは結果でしかない
とても新鮮な言葉でした。 成長は振り返って気付くものであって、狙って獲得できるものではないのかもしれません。
ワタシの見解
ワタシの場合少し違っていて、成長はある程度狙えると思っています。 結果には原因が必要ですから。 ただし、どの能力を伸ばすかをコントロールすることはできないと思います。
この図はワタシが思う人の成長をグラフで表現したものです。 横軸は時間、縦軸は能力を表しています。 「能力」が漠然としていますが、今から説明します。
蓄積の期間
グラフの能力が横這いの期間は全く成長しない状態を表しています。 この期間、仕事で経験を積んだり書籍で知識を得たりすると思いますが、目に見えて成長はしません。 (慣れ、習熟はあると思います)
気付きの瞬間
ある日、何かのきっかけで「ああそういうことか」と気付く瞬間があります。 自分自身で思いつくこともありますし、他人からのアドバイスでハッと気付くこともありますが、何に気付くかはあなた次第です。
この時、一気に視野が広がります。 インプットしてきた点と点が線になり、線と線が面になります。 これが成長だと私は考えています。
気付くコツ
気付きがいつ訪れるのかは誰にもわかりませんが、振り返ってみると以下のような状態で気付きがあったような気がします。
- インプットしている
- アウトプットしている
- リラックスしている
- じっくり考えている
個人差があるかもしれないのですが、健康的に日々を楽しめている方が気付きに至りやすいのだと思います。
- 謝辞
- 画像は 写真AC 様より使わせていただきました。