オリジナルグッズを簡単に作れる本を自費出版しました。

コロナ禍の終わりが見えてきた今日この頃、おうち時間でコツコツ執筆していた書籍がリリースされました。 子どものお絵描き作品をオリジナルグッズにする方法を解説する本です。
書いた本
家族ではじめるオリジナルグッズライフ ~子どもの作品が彩る暮らし~ |
子どものお絵描きで、時々妙に味のある作品が生まれることはありませんか? そんな絵画作品をデジタル化してオリジナルグッズに仕立て上げる方法を解説しています。
作品のデジタル化にはGIMPを使います。 GIMPは無料かつ多機能、さらにWindows/Mac/Linuxで提供されています。
グッズ化にはSUZURIを使います。 世の中には画像1枚で様々なオリジナルグッズを作れるサービスがいくつもあります。 そんな中でもSUZURIはとにかく分かりやすいのでオススメです。
書いた経緯
元々家族で遊んでた
初めは子どもの作品でTシャツを作って、妻と私の部屋着にしていました。
これが家族内で盛り上がるんです。 自分の作品がグッズとしてネットショップに並ぶ様子は、子どもも新鮮な驚きと喜びがあるようです。
なので良い作品があれば、とりあえずデジタル化してショップに並べて遊んでいました。 (並べるだけならタダでできます)
共有しようとしていた
この楽しさを他のお父さんにも教えてあげたい!という思いが湧いてきまして。 知り合いの子煩悩なお父さん数人と、ワークショップを開こうと計画していました。
ところがこのタイミングで新型コロナウィルスが流行して、イベントを開くことが難しくなりました。
イベントが開けないのであれば、書籍の形でも伝えたい…! とまで強く思ったわけではないのですが、外出が減って暇な時間が増えたので、書いてみようと思い立ったわけです。
今回使ったサービス
過去に自費出版したことを記事に書きました。 この時はMy ISBNというサービスを利用しました。
なにぶん知識がない中で目的に沿っていて分かりやすかった程度の根拠で選んだので、もし自費出版サービスを探す際はご自身で良く調べてください。 他にもサービスがあり、無料で出版できるサービスもあるようです。 (売れた場合に何%か持っていかれる模様)
今回は別のサービスを使ってみよう、ということで ネクパブ・オーサーズプレス を使ってみました。 こちらは0円で出版できるという謳い文句です。
ネクパブ・オーサーズプレス の分かりやすさ、使い勝手は My ISBN と比べても遜色ないです。
ただ、安さという意味では微妙です。 一度出版した本を修正する場合やISBNを取得する場合は有料で、 My ISBN と大差ない金額です。 また、印税から ネクパブ・オーサーズプレス の取り分を引かれます。
初期費用の約5,000円を回収できるほど売る自信があるなら My ISBN を利用した方が良いかもしれません。
削りすぎたか不安
なんとこの本、40ページ弱しかありません。 初めは倍以上のボリュームがあったのですが、削りに削った結果、冊子ぐらいの厚みになりました。
GIMPを使ったデジタル化は、いくらでも凝ることができますが、凝れば凝るほど地味で大変な作業を強いることになります。 初めてのオリジナルグッズ制作は楽しく簡単にをモットーにしたいと思い、GIMPの面倒くささはバッサリカットしました。
現在、GIMPの面倒くささと向き合う覚悟のある人向けに、続編を出そうかどうか迷っている最中です。
- 謝辞
- 画像は Unsplash 様より使わせていただきました。